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新潟県工業技術総合研究所は、工業系の技術支援機関です。

繊維製品の洗濯絵表示の改正が検討されています

 JIS L0217(1968年制定)には、家庭における洗濯などの取扱方法を指示するため洗濯絵表示が6分類22種が規定されており、家庭での洗濯やクリーニング店での取扱に活用されています。
いっぽう、ISO 3758(1991年制定)では5分類41種が規定されており、海外で繊維製品を購入した際に目にすることがあると思います。

これまでISO規格にはJIS規格にある、「パルセータ型洗濯機(回転羽根式)」や「自然乾燥表示」がなく両規格の整合化が進んでいませんでしたが、我が国からの提案を受け、
ISO2012年版ではこれらが追加改訂され、整合化の障害が除かれたところです。

現在、2014年以降の絵表示改正にむけ作業が進められていますが、現行JIS規格とISO規格がどのように異なっているかをお知らせします。

洗濯絵表示が国内外で統一されることによって、海外における商品購入時における利便性向上が期待されています。。

ISOとJISの比較

 連絡先:新潟県工業技術総合研究所 素材応用技術支援センター
     TEL0258-62-0115



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