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「小千谷縮を用いた暖簾(水田株式会社)」 ~第6回~


 水田(株)では、伝統的な麻や絹素材を用いて、暖簾やタペストリーといったインテリア製品を開発・販売しています。現在さらに着物以外の分野への展開を図るべく、小千谷縮を用いた寝装・寝具の開発に取り組んでいます。

【展示品の概要】
 小千谷縮の着尺を贅沢に使用した上質な暖簾です。黒とベージュの縞模様と色味を加えることでモダンな空間を演出します。和洋の部屋に使え、小千谷縮の独特な透け感がスタイリッシュな印象を醸し出しています。

 普及品と比べると高額な商品ですが、長い伝統の中で培われた和装独自のテクスチャーが喜ばれています。


展示品「縮(ちぢみ)-のれん」
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【小千谷縮とは】

 魚沼地方では古くから麻布が織られ、人々の日常の衣服として重要な役割を果たしてきました。奈良正倉院に残る記録から、その歴史は千数百年以上に及ぶと言われています。

 17世紀になり、明石(兵庫県)から小千谷に移り住んだ堀次郎将俊(通称:明石次郎)が夏向き衣料として改良することを考え、緯糸に強撚をかけ涼味を感じさせるシボ(細かい波状の皴)のある風合いを出すことに成功しました。さらに、縞や花紋などの模様を織り出すことにも成功し、産地の生産量は急増しました。

 昭和30年に国の重要無形文化財に指定され、平成21年にはユネスコの無形文化遺産に登録されています。

【利用した補助金】
・県繊維産業異分野進出促進事業(平成24年度)
・関東経済産業局「地域産業資源活用事業計画」認定(平成25年度)

【参考】
・水田(株)HP http://www.kinuito.com/
・小千谷織物同業協同組合HP http://www.ojiya.or.jp/


 お問い合わせ
 新潟県工業技術総合研究所  素材応用技術支援センター
   TEL 0258-62-0115



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