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第2回「機器を利用した技術講習会」のご報告

新潟県工業技術総合研究所
県央技術支援センター

 県央技術支援センターでは、地域企業の技術的課題の解決や技術の高度化、高付加価値化にお役立ていただくため、第2回「機器を利用した技術講習会」を以下のとおり開催いたしました。

表面粗さコース
開催日時 平成26年10月7日(火) 13時30分~16時
場  所 県央技術支援センター 技術研修室/形状測定室、三次元測定室
内  容 (座学)
①表面粗さの重要性や各種パラメータの意味、規格の変遷について
②レーザー顕微鏡を利用した非接触の粗さ測定について

(実習)
①超精密表面粗さ計による粗さ測定
②レーザー顕微鏡による観察と非接触の粗さ測定
受講者  4社 6名(定員10名)

化学分析Ⅰ(電子顕微鏡)コース
開催日時 平成26年10月8日(水)13時30分~16時
場  所 県央技術支援センター 技術研修室/硬さ試験室
内  容 (座学)
○走査型電子顕微鏡による観察と微小部の元素分析について

(実習)
○走査型電子顕微鏡による観察と元素分析
受講者  5社 8名(定員6名)

化学分析Ⅱ(蛍光X線装置)コース
開催日時 平成26年10月15日(水)13時30分~16時
場  所 県央技術支援センター 技術研修室/硬さ試験室
内  容 (座学)
○蛍光X線分析装置による元素分析とめっき膜厚測定について

(実習)
○蛍光X線分析装置による元素分析(定性)とめっき膜厚測定
受講者  6社 8名(定員8名)

金属組織コース(中級編)
開催日時 平成26年10月16日(木)13時30分~16時
場  所 県央技術支援センター 技術研修室
内  容 (座学)
①鉄鋼材料の熱処理が金属組織や材料特性に与える影響について
②金属組織の見方について

(設備見学)
○金属組織の観察に用いる設備を中心とした試験設備の紹介
受講者  11社 11名(定員10名)


(アンケート結果)
受講者にお願いしたアンケートの結果、座学と実習の内容について、9割以上の方から良好な評価をいただきました。但し、表面粗さコースの実習では、半数の方から時間がやや短かったとのご意見をいただきました。前回の開催時ではいずれのコースでも実習時間が短いとのご意見をいただき、今回の開催ではこれを踏まえて、化学分析コースを機器別に2コースに分け、表面粗さコースでは実習時間を増やす工夫をしておりましたが、表面粗さコースでも機器別にコースを分けるなどの対応が必要と分かりました。

今後取り上げるべきテーマとして、金属材料別(非鉄金属、ステンレスなど)の金属組織、分析結果からどんな材料か判断する方法、プラスチック材料などを挙げていただきました。また、対象機器として、万能材料試験機、三次元測定機、画像測定機、輪郭形状測定機などを挙げていただきました。




表面粗さコース(座学)の様子

表面粗さコース(座学)の様子
 
表面粗さコース(実習)の様子
 
表面粗さコース(実習)の様子

化学分析Ⅰコース(座学)の様子

化学分析Ⅱコース(座学)の様子

化学分析Ⅰコース(実習)の様子

化学分析Ⅱコース(実習)の様子

金属組織コース(座学)の様子
 



◆ 問い合わせ ◆
 新潟県工業技術総合研究所 県央技術支援センター  担当:皆川、林
 TEL 0256-32-5271






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