2016年12月2日、新潟県工業技術総合研究所　講堂にて研究会を開催しました。
東京大学　生産技術研究所　教授　帯川利之様から、「難削材加工における潤滑・冷却技術について」と題して、技術動向やご自身の研究内容である工具刃先付近におけるクーラントの挙動について、シミュレーション結果を交えながら解説いただいたほか、研究リーダーを務められている「先進ものづくりコンソーシアム（CMI）」についてご紹介いただきました。
また、株式会社FITサービス　取締役　事業部長　東條拓巳様からは、「試作開発分野における参入について」と題して、量産品分野との違いや求められている加工技術について、解説いただきました。
さらに、当所の田村主任研究員から、高圧クーラントを援用した航空機用難削材料の旋削加工研究について、クーラント圧力と工具寿命の関係などを中心に報告しました。