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| Topページ > 上越技術支援センター > 「機器操作講習会」を開催しました。（上越技術支援センター） |
平成27年9月29日に、上越技術支援センターにて、レーザー顕微鏡と三次元粗さ輪郭形状測定機を使用する機器操作講習会を実施しました。上越市内から5社6名の方にご参加いただきました。
本講習会は、ワークの傷・欠陥の大きさを調べたり、表面性状（粗さ、うねり）を3次元的に評価したり、微細な三次元形状（凸凹、段差、など）を測定すること、等を目的に開催したものです。
まず始めに、座学として、当センター専門研究員の高橋より、微細三次元形状を評価する測定装置とその測定原理、測定機器の選定、新しい表面性状（面粗さ測定）の規格の動向、等について解説いたしました。
その後、実習として「レーザー顕微鏡による三次元形状測定」を行い、実際に参加者の方々に試験機を操作して頂きました。サンプルとして、粗さ標準片、マイクロレンズアレイ金型、10円玉、ビッカース硬さ標準片、ろ紙を測定し、線粗さ、表面粗さ、段差、円心間ピッチ等の評価をして頂きました。
受講者にお願いしたアンケートの結果からは、座学と実習の内容について、8割の方から参考になったという好評価をいただきました。
「レーザー顕微鏡は見るのも触るもの初めてだったので貴重な経験になった」、「装置の特徴・測定の原理などが参考になった」、「実習は難しかったが実際に測定できて良かった」、「表面性状に関して今回受講したことで仕事にも関わる重要な知識として得られることができました」、とのことでした。
一方で、三次元粗さ輪郭形状測定機に機器トラブルが生じ、予定していた実習に使用することができませんでした。参加者の皆様には大変ご迷惑をお掛けしました。この場を借りてお詫びいたします。
三次元粗さ輪郭形状測定機は現在、修理の手配を進めております。修理が完了しましたら、改めて操作研修のご要望に対応していきたいと思います。
「レーザー顕微鏡」、「三次元粗さ輪郭形状測定機」のご利用等を希望される方は、下記へご連絡下さい。
| ◆ 問い合わせ先 ◆ 新潟県工業技術総合研究所 上越技術支援センター 〒９４３－０１７１ 上越市大字藤野新田３４９－２ TEL：025-544-6823 FAX：025-544-3762 |