Topページ > 「第1回 ドローン計測研究会」のご案内 |
平成28年8月9日に、「第1回ドローン計測研究会」を開催しました。県内各地域より65社105名の方にご参加いただきました。現在、様々な分野でドローンを活用した実証実験や新しいサービスの提供が始まり、その動向が注目されております。 新潟県では、県内企業の特徴ある基盤技術について、技術・市場情報の調査や研究会における情報交換など、産学官によるものづくり技術の連携を活性化させることで、企業の研究開発における企画力の強化を図り、付加価値の高い「売れるものづくり体質」への転換を進めることを目的として、ものづくり技術連携活性化事業を行っております。「ドローン計測研究会」は、ものづくり技術連携活性化事業の1テーマとして、本年度より活動を始めました。 本研究会では、ドローン(無人航空機、UAV)を活用した3D計測技術について、技術動向や市場ニーズの調査、研究課題の発掘などに取り組んでおります。今回は、ドローンの活用における最新技術についてのセミナーを開催いたしました。 まず始めに、国立大学法人岐阜大学 工学部付属インフラマネジメント技術研究センター 教授 沢田和秀様より、「UAV利活用に必要な考え方」と題してご講演を頂きました。ドローンを用いた空中写真測量を土砂災害・落石対策に活用する事例を交えながらご説明いただきました。ドローンは空中写真撮影・測量の分野において大変有効なツールである一方、運用の目的を明確にすることの重要性、また、本当にその運用方法が適しているのか、事前に検討することの大切さを認識することができました。 つぎに、金井度量衡株式会社 執行役員UAV企画開発部部長 吉田雄一様より、「ドローンの基礎と現状~ロボット産業の展望」と題してご講演を頂きました。ドローンは空中写真撮影・測量の他、様々な分野において大変有効なツールである一方、脆弱であるがゆえに運用する上でのトラブルやリスクがあり、法令、規則の遵守が求められる点など、有用なお話を聞くことができ大変参考になりました。 参加者にお願いしたアンケートの結果からは、今回のセミナーについて、8割の方から参考になったという好評価をいただきました。また、ドローンの活用や用途については、「計測・測量」、「空中撮影」、「インフラ設備の点検」に対する興味・関心の高いことが分かりました。 今年度中に第2回を開催します。その際は改めてご案内させていただきます。 |
新潟県工業技術総合研究所では、本年度よりドローン(無人航空機、UAV)を活用した3D計測技術について、企業動向や市場調査、研究課題の発掘などに取り組むため「ドローン計測研究会」を発足し活動を始めました。 現在、様々な分野でドローンを活用した実証実験や新しいサービスの提供が始まり、その動向が注目されております。今回、ドローンの活用における最新技術について、下記のとおり第1回のセミナーを企画いたしました。多くの皆様のご参加をお待ちしております。 |
日時 |
平成 28 年 8月 9 日(火)13:30 ~ 16:30(受付開始 13:00) |
会場 |
新潟県立上越テクノスクール 人材育成センター実習場 (上越市藤野新田333-2) |
参加費 | 無料 |
申込方法 | 申込書により、8月8日(月)までにFAXまたはメールでお申込み下さい。メールの場合は申込書の必要事項をご連絡下さい(書式不問)。 |
プログラム |
○受付 13:00~13:30 ○ごあいさつ・趣旨説明 13:30~13:40 ○講演(1) 13:40~14:50 「UAV利活用に必要な考え方」 国立大学法人 岐阜大学 工学部付属 インフラマネジメント技術研究センター 教授 沢田 和秀 様 ≪休 憩 14:50~15:00≫ ○講演(2) 15:00~16:10 「ドローンの基礎と現状~ロボット産業の展望」 金井度量衡 株式会社 執行役員 UAV企画開発部 部長 吉田 雄一 様 ○総合討論・質疑応答 16:10~16:30 |
申込書送付先 |
新潟県工業技術総合研究所 上越技術支援センター 担当:高橋、浦井、松本 〒943-0171 上越市藤野新田349-2 TEL 025-544-6823 FAX 025-544-3762 E-mail cjouetsu@iri.pref.niigata.jp |
案内チラシ兼申込書(PDF形式 389 キロバイト) |