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(財)JKA 補助事業名「平成20年度公設工業試験研究所の設備拡充補助事業」 完了報告 |
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【 補助事業の概要 】 |
新潟県では中小企業の技術水準の向上を図るため、研究開発や依頼試験、機器貸付等の技術支援事業を行っている。これら事業を円滑に推進するために本事業を行った。本事業では「炭素硫黄分析装置」を新潟県工業技術総合研究所に導入し、中小機械工業等の製品開発力や生産技術力の向上を目指すものである。 |
【予想される事業実施効果】 |
「炭素硫黄分析装置」が新潟県工業技術総合研究所下越技術支援センターに設置されたことにより、工業材料等の分析設備が充実し、新潟市をはじめとする下越地域および県下全域の機械工業等への技術支援が強化された。工業材料等の分析は新製品開発や高付加価値製品開発のほか、標準化や品質管理、トラブルの原因究明といった企業の生産活動には必須なものであり、当所への技術相談、支援依頼は多い。導入された設備による高度な機能に当所のノウハウを交え、各種技術支援事業を実施することで県内機械工業等の新製品開発や高付加価値製品開発、生産技術等の向上が図られ、地域産業の活性化が期待される。 |
【本事業により導入した設備】 |
炭素硫黄分析装置 |
設置場所 新潟県工業技術総合研究所 下越技術支援センター |
用途 |
鉄鋼・非鉄金属、非金属材料など各種工業材料は、品質を高めたり、維持するために材料中の炭素(C)や、硫黄(S)の含有量を厳密に管理することが不可欠である。この分析装置は鉄鋼材料及び非鉄金属材料の材料に含まれる炭素・硫黄分を極微量の低濃度から高濃度まで高精度に定量分析することができる。
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