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新潟県工業技術総合研究所は、工業系の技術支援機関です。

Topページ > 3Dスキャナ・3Dプリンタ講演会のご報告

 競輪補助事業完了のお知らせ


 この度、平成27年度の競輪の補助を受けて、3Dスキャナ・3Dプリンタ講演会を開催しました。たくさんの方にご来場いただき3Dスキャナと3Dプリンタによる次世代のものづくりについてご聴講いただきました。

 
 事業名  : 平成27年度機械工業振興補助事業  
 補助金額 : 2,664,000円




 3Dプリンタや3D-CADソフトの導入が県内企業でも増えており、これらを使いこなすための3Dスキャナによる形状入力やデータ編集、データ変換に関するニーズが高まっています。新潟県工業技術総合研究所では、公益財団法人JKAの補助を受けて3Dスキャナと3Dソフトウエアからなるシステムを導入したので紹介します。また、新潟大学の異分野研究交流グループである「ハイパーいこう会」との共催で、3Dプリンタによるものづくりに関する講演会を開催します。

日 時 平成28年3月16日(水) 15:00~17:45
会 場 新潟県工業技術総合研究所 1階講堂
(新潟県新潟市中央区鐙西1-11-1)
参加費  無料
内 容 『3Dスキャナと3Dソフトウエアによるもの作り』15:00~15:30
新潟県工業技術総合研究所 研究開発センター 専門研究員 中部 昇
公益財団法人JKAの補助を受けて導入した3Dスキャナ(Geomagic Capture)と3Dソフトウエア(Geomagic Design X、共に3D Systems社製)からなるシステムと、これを活用したもの作りを紹介します。

---------- 第13回 ハイパーいこう会 15:30~17:45 ----------

『施設見学』15:30~16:00
3Dプリンタなど当所の施設を紹介します。
『3次元データは図面に非ず~3Dプリンタの表裏~』16:00~16:45
新潟県工業技術総合研究所 素材応用技術支援センター 参事 阿部 淑人
3Dプリンタが世間で注目されて暫く時間が経ちましたが、まだその本質が十分に理解されているとは限りません。3次元データに関しても同様に従来からの2次元図面の延長線上に捉えられることもありますが、それも正確な理解ではありません。ここではデジタルものづくりを、3次元データという仮想物体として制作することから開始するという観点で話を進め、様々な3Dプリンタの分類やこれまでの加工技術との類似・相違などについて説明します。

『3Dプリンタの医療分野への応用』17:00~17:45
新潟大学産学地域連携推進機構 教授 尾田 雅文
3Dプリンタによる造形は、金型を必要とせず、切削困難な複雑な形状の造形物が、比較的速やかに得られる特徴を有しています。一方、患者個々の疾患部位の三次元モデルを、術前検討(モデルサージェリ)に用いることは、より的確な手術計画を立てる上で有益と考えられ、このようなことから、3Dプリンタは、近年の先進医療を支える技術の一つとして有望視されています。ここでは、医療画像やレーザスキャナから術前検討モデルを製作するプロセスや臨床応用例等について紹介します。

申込方法
ほか
下記申込書に記載し、メールかFAX でお申込みください。

◆ 問い合わせ・申込先 ◆
 新潟県工業技術総合研究所 下越技術支援センター  担当:大野、小林
 〒950-0915 新潟市中央区鐙西1-11-1 
  TEL:025-244-9168  FAX:025-241-5018
 

 開催案内パンフレット・参加申込書(PDF:307kB)

この講習会は公益財団法人JKAの補助を受けて実施しています。



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