□概要 | |||
名称 | 雪の圧縮装置 | ||
番号 | 特許第4684008号 | ||
出願 | 出願日 2005年5月30日 | ||
内 容 | 1.目的と効果 雪を取り込んで固めて圧縮し、減容する装置を開発しました。雪国では冬の除雪作業が大変ですが、この装置を使うと楽になります。自走しながら雪を取り込み、内部のスクリューで雪を固めて圧縮し、後方からブロック状になって排出されます。この雪のかたまりを何段にも重ねて運ぶことができます。 2.技術の概要と特徴 普通の除雪機は雪を吹き飛ばしますが、この装置は雪を取り込んで内部で固めて排出します。取り込んだ雪は、スクリューコンベヤで圧縮されながら後方に送られます。後方にはトレイが設置され、この中でも雪を圧縮し、所定の密度に達したら切断されブロック状になります。この雪ブロックを何段も保持し、所定の位置まで運びます。 3.再生可能エネルギーとしての雪 冬に降った雪を夏の冷熱源として使う取り組みが各地で行われています。この装置は雪を圧縮して減容するため、夏の冷熱源として使う雪の保存に適しています。 4.除雪ロボット 雪の圧縮装置は、除雪ロボット「ゆき太郎」に組み込まれ、2005年に開催された愛知万博のプロトタイプロボット展(6/9〜6/19)に出展されました。 ※除雪ロボットの動画が下記サイトにアップされています。 http://www.youtube.com/watch?v=O-GcOb1aWp4 本ロボットは2006年のグッドデザイン賞を受賞しました。 |
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ロボットの外観 | 雪ブロックを重ねて排出 | 内部の圧縮機構 |
□お問い合わせ先 | |
新潟県工業技術総合研究所 企画管理室 担当:松本 TEL:025−247−1303 FAX:025−244−9171 E-mail:info@iri.pref.niigata.jp |