産学官共創ものづくり推進事業

令和３年度　産学官共創ものづくり推進事業

　研究会を中心とした調査研究を実施することで、産学官の連携を進め、具体的な研究テーマを提案する。

本年度（令和３年度）の研究テーマ

人工知能技術を用いたCAE技術に関する調査研究

CAE分野における人工知能技術の活用方法について調査し、製品開発および技術開発の高度化・効率化を実現する設計・解析システムを構築する。

硬さと靭性、摺動性、耐摩耗性など、用途、ニーズに合わせた機能性粒子と合金が持つ機能性を組み合わせた合金マトリックス複合材の検討を行う。

県内製造業の競争力向上につながる新たな繊維材料や加工技術を探索するため、最新繊維技術の動向や県内繊維産地が培ってきた技術を調査する。また、県内繊維産地の技術を新たな産業分野に展開するための用途開発を検討する。

複合材料および電着工具の動向調査を行い、工業技術総合研究所の新たな基盤技術の創生を目指す。

ものづくり企業の生産現場におけるDX（エンジニアリングDX）の構築に向けて、 AIやIoT等、DXを支える各種基盤技術や開発ツールの最新動向の調査を行い、ものづくり企業への展開可能性を検討する。

微細構造光学部品の技術動向や製造技術等について調査研究を行い、微細形状付与技術に関する技術シーズの蓄積及び研究テーマの探索等を行う。

深刻化する地球環境問題に対応するべく、エコマテリアルに関する技術動向や製造技術等について調査研究を行い、研究テーマの探索等を行う。

昨年度の県内企業調査より、工業洗浄のニーズが高いことから、ファインバブルを含めた新洗浄技術の調査研究を行う。

無機系の耐摩耗性材料に関する技術について調査研究を行う。

新潟県工業技術総合研究所は、工業系の技術支援機関です。